↑上のアイキャッチ画像は2019年8月13日に見つけたカミキリムシの幼虫による食害。表皮がかぶっていたので一見わかりませんでしたが、根元にたくさん落ちていたおがくずがどこから出ていたのかを辿っていて、ついに発見しました。表皮の下は空洞で、そこに幼虫がいました。この時、この根元付近の幹の他の場所も含めると5〜6匹はいたと思います。かなり広範囲に食害うけていました。これに気づかすにさらに1ヶ月経ってから帰省していたら、もう取り返しのつかない致命的なダメージを受けてしまっていたことでしょう。間一髪で発見できて運が良かったと思います。(2019年8月13日16:28撮影)
根元付近におがくずが落ちていました。どこかでカミキリムシの幼虫に食害を受けていると思い、眼を凝らしてその箇所を探すことになりました。一刻も早く発見して退治しないと、幹の周りを一周されたら一巻の終わりです。(2019年8月13日16:24撮影)
表皮がかぶっていて、その裏側が空洞になっていて、発見はとても困難でした。幹を押して凹んだところの皮をすべて剥ぎました。そこにはカミキリムシの幼虫が1つの空洞に1〜2匹入っていました。(2019年8月13日16:34撮影)
反対側(裏側)から撮影した写真。これらの空洞に1匹ずつ入っていました。全部で5〜6匹いたと思います。(2019年8月13日16:35撮影)
反対側(裏側)から撮影した写真。これらの空洞に1匹ずつ入っていました。全部で5〜6匹いたと思います。(2019年8月13日16:35撮影)
2023年9月現在、枯れていません。修復はだいぶ進んで、ダメージを負っていたところももはやわからないくらいのレベルです。(2023年9月11日16:40撮影)
食害を受けていた根元付近を拡大しました。(2023年9月11日16:40撮影)
結果と考察
とにかく根元付近をきれいにしておいて、そこにおがくずが落ちていないかチェックするしかありません。おがくずを見つけたら、食害されているところがどこなのか探し当てるまで粘ることが重要です。カミキリムシの幼虫を一刻の早く発見して退治しないと、幹の周りをグルッと一周齧られて上と下が切断されたら、もうその木は確実に枯れることになります。