
↑アイキャッチ画像は2023年10月7日15:51に撮影した今年唯一のレモンの果実
2017年5月17日に熊本市のナフコでリスボンレモンの接ぎ木苗を購入しました。それをベランダでポリポットのまま約2週間育てました。花の観察という目的もありました。そして5月30日に百均の鉢に植え替えました。それから約2年ベランダで育てました。その結果、だんだん劣化してきているように見えました。地植えの必要性を痛感し、実家の畑に2019年6月29日に移植しました。それからも順調というわけではなく、台風の強い南風で北側に幹が傾いたりしました。2023年には若葉がけっこう出てきていました。木が大きくなってきたように感じます。それでも購入した2017年から6年経過しています。最初から畑に植えていたら今頃はかなりレモンが生っていたのではないかと思います。ベランダで鉢植え栽培ではなく、最初から畑に植えるべきだった(目的によりますが)というのがこの6年の経過の中で学習したことです。
以下にこれまでの経過を簡単に示します。
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これまでの経過の概要
リスボンレモンの接ぎ木苗を購入した時には蕾がたくさん付いていました。しばらくして花がたくさん咲きました。結実もしましたが、結局すべて落果してしまい、収穫には至りませんでした。しかし、購入してから1年後の2018年には4個収穫することができました。ここまでは良かったのですが、その後はだんだん退化していったように感じます。↓
レモンの市販接ぎ木苗の鉢植え栽培のカスタム投稿ページの記事(TCDのWordPressテーマReviewerのカスタム投稿ページranking2の記事)をブログの一般投稿記事に投稿し直したものです。↓
2017年に購入したリスボンレモンの接ぎ木苗
ナフコから買ってきたリスボンレモンの接ぎ木苗。(2017年5月17日16:52撮影)
蕾とトゲと新芽があるのがわかります。(2017年5月17日16:52撮影)
真上から見たリスボンレモンの苗木の幹。トゲがほぼ全方向に向いているのがわかります。(2017年5月17日16:49撮影)
リスボンレモンの接ぎ木苗の花
花が咲きました。花には雄花と雌花があります。この花はめしべがあるので雌花です。(2017年5月29日10:03撮影)
結実しているのがあります。(2017年5月29日10:03撮影)
鉢の土の上に落花がありました。(2017年5月30日11:51撮影)
だいぶ花が咲きました。(2017年5月30日11:52撮影)
購入から2週間後のリスボンレモンの接ぎ木苗の鉢替え
ポリポットの中の根鉢。(2017年5月30日11:56撮影)
花と野菜のかる〜い培養土を底に敷いて、そこに根鉢を置いて、隙間を花と野菜のかる〜い培養土で充填しました。(2017年5月30日12:01撮影)
鉢替え完了。(2017年5月30日12:01撮影)
これをベランダで栽培します。(2017年5月30日12:01撮影)
リスボンレモンと書いてあるのが確認できます。(2017年5月30日12:11撮影)
リスボンレモンの鉢植えを畑に移植
リスボンレモンの鉢植えを畑に移植しました。(2019年6月29日14:35撮影)
別の方向から撮影しました。(2019年6月29日14:35撮影)
移植から2年後
あと2ヶ月足らずで畑に植えて2年になります。2年とはいえ、そんなに大きく変化したようには残念ながら見えません。(2021年5月3日6:33撮影)
さらに2年後の地植え4年における成長具合
1枚前の写真を撮った時からさらに2年後。移植してからはほぼ4年になります。2年前よりはかなり茂ってきたように見えます。成長が加速する時期があるのでしょうか。根が広がったのかもしれません。(2023年6月3日15:47撮影)
2023年のリスボンレモンの果実
2023年に収穫できるかもしれない唯一の果実。(2023年7月1日17:36撮影)
別の方向から撮影。(2023年7月1日17:38撮影)
2023年に収穫できるかもしれない唯一の果実の3ヶ月後。(2023年7月1日15:51撮影)
違う方角から撮影した1枚前の写真の果実。少し汚れています。(2023年7月1日15:51撮影)
北側に傾いたリスボンレモンの木の修復作業
太めの農業用ポールを立てて、農業用の紐で傾いている幹を少し補正しました。完全に垂直にするのは折れそうで無理でした。(2023年7月1日16:47撮影)
左側が傾きを少し補正したリスボンレモンの木。右奥にはベランダの鉢植えで退化してきたので最近地植えしたレモンの苗木3本があります。左からトゲなしレモン、アレンユーレカレモン、実生のレモン(品種不明)です。実生はこのあと3本の真ん中あたりにもう1本移植します。(2023年7月1日17:34撮影)
リスボンレモンの木。今年は若葉がけっこう目立ちます。(2023年7月2日15:53撮影)
北側(写真左側)に傾いているリスボンレモンの木。傾いてはいますが、枝は南側にたくさん出ているので、これはこれでバランスはとれていると思います。第一、これ以上右側に引っ張って立てようとすると根元に過度のストレスがかかるし、枝の多い右側が重くなりバランスが悪くなるので適当なところでやめました。これぐらいがベストだと判断しました。(2023年10月7日15:51撮影)
結果と考察とまとめ
特に盆栽などに興味があるわけでもなく、果実をたくさん得ることが目的なら、鉢植えで育てるよりもできるだけ早く地植えにした方が良いといえます。鉢の大きさは有限なので根がそれ以上広がることができないので木が大きくなるのに限界があります。仮に大きくなっても風が吹いたりして倒れるので不安定です。そういう意味では時間の無駄です。下手すると鉢植えは大切な苗木を枯らしてしまうことになります。4,5年経った頃から年々退化していくように感じたからです。もし、時を戻せるならば、私は購入後すぐに畑に植えると思います。ただ、花が咲いてどのように果実ができていくかの観察をしたかったのも事実なので、そういう意味ではベランダで育てるのを1年ぐらいにして、2年目から畑に植えるのが良かったかもしれません。でも、特にそういうような目的もないのであれば、できるだけ早く畑に移植するのがベストな方法だと思います。






