カミキリムシの幼虫によるシークヮーサーの幹の食害2023

↑上のアイキャッチ画像は2023年9月10日8:53に見つけたカミキリムシの幼虫による食害。前日夕方におがくずには気づいたのですが、食害の箇所は特定できませんでした。一夜明けてもっとたくさんの新鮮なおがくずが出ていたので、それが出ている場所を慎重に辿っていこうとしたのですが、やはりわかりませんでした。そこで、このあと、一旦おがくずを全部片付けることにしました。そうすることによって新しくどこから出てくるかわかると思ったからです。しかし、時間はどんどん消費されていくので、食害は進んでいくことになります。詳細は下記で。(2019年8月13日16:28撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木シークヮーサーの木の根元に白い粉がたくさんあるのに気づきました。カミキリムシの幼虫による食害だと思いました。しかし、夕方で暗かったのでどこにいるか特定できませんでした。翌日の朝にチェックすることにしました。(2023年9月9日18:33撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木前日には発見しきれませんでした。褐色のおがくずは前日の分で、白いおがくずが新しい分です。夜の間に穴を掘っていたことがわかります。これは食害箇所がどこかにあって、カミキリムシの幼虫がそこに入っていると確信しました。そこで幹を指で押さえたりして凹む箇所を探したら根元付近の表皮の下に食害を受けた空間があったのですが、この時点ではカミキリムシの幼虫はもういませんでした。新しい場所に移動して、そこからおがくずを出しています。そこで、一旦おがくずを片付けてきれいな状態にして、新しくどこから出てくるか見ることにしました。(2023年9月10日8:53撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木翌日の夕方にやっと穴が空いているところを特定できました。土の表面と露出した台木(枳殻)の根の交点(境目)のところに直径5〜6mmぐらいの穴が地中の方に(ほぼ垂直に)空いていました。そこからおがくずが出ていました。特定はできたものの、丸2日かかってしまいました。その間も食害は進んだことになります。垂直な穴にはピンセットが10cm近く入りました。けっこう深い穴で、残念ながら虫は取り出すことができませんでした。(2023年9月11日16:43撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木リビングに置いてある殺虫剤のスプレーを持ってきて穴に吹き込みました。そして仏壇のろうそくにチャッカマンで火をつけて溶けた蝋をろうそく2本分滴下しました。これだけすればもはや生きてはいないと思います。あとは、木が枯れたりしないかどうか心配です。(2023年9月11日17:22撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木穴が空いていた台木のところより上にある穂木の部分の食害を受けた幹の左側。(2023年9月11日17:22撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木1枚前の食害を受けた幹の右側の写真。少し焦げているのはろうそくの炎によるものです。(2023年9月11日17:22撮影)

カミキリムシの幼虫に食害されているシークヮーサーの木の穴にロウソクを流し込んで固めた写真ろうそくで処理したシークヮーサーの木の根元を少し離れて撮った写真。木が枯れたりしないかどうか数ヶ月様子を見ることにしました。もちろん再びカミキリムシの幼虫に食害されない(同じ轍を踏まない)ないことが大前提です。(2023年9月11日17:24撮影)

結果と考察

カミキリムシの幼虫によるシークヮーサーの幹の食害は2019年8月の盆休みの時にもありました。今回はその時とは別のシークヮーサーの木ですが2回目です。経験的に夏が要注意といえるかもしれません。だからといって春や秋は大丈夫とは言えませんが。今回の食害で木が枯れないかどうか、今後も様子を見ていきます。仮に異常が見られたとしても、もはや為す術はないと思われます。枯れないように祈るような気持ちです。処置まで丸2日かかったことが悔やまれました。2023年9月9日中に発見・処置ができたらベストでした。ナミアゲハやの幼虫やエカキムシによる葉っぱの食害は、カミキリムシの幼虫による幹の中の食害に比べると大したことはないといえます(個人の見解)。






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