↑アイキャッチ画像は2017年2月5日に地元の物産館で買ってきた2700円(税込)のシークヮーサーの接ぎ木苗。雨天だったので、写真はあまり明るくありません。(2017年2月5日14:34撮影)
接ぎ木苗を購入して畑に植えた2017年2月5日から2020年11月20日までの約3年9ヶ月の概要はこちら↓
以下に2021年〜2023年10月までの約3年(2017年2月からのトータルでは6年8ヶ月)の経過を示します。
買ってきたシークヮーサーの接ぎ木苗に生っていた実。(2017年2月5日13:34撮影)
畑に穴を掘って根巻き苗を穴に入れました。(2017年2月5日14:28撮影)
根巻き苗の麻布も麻ひもも外さずそのまま掘った土を戻して植え付けました。(2017年2月5日14:31撮影)
植え付け完了のシークヮーサーの接ぎ木苗。(2017年2月5日14:35撮影)
実は中身がスカスカになっている感じです。(2017年2月5日15:55撮影)
畑に植え付けてから3ヶ月後。(2017年5月3日14:52撮影)
この頃はまだ他の果樹もあまりなくて寂しい感じになっています。(2018年3月4日7:35撮影)
畑に植え付けてから1年半後。いい感じで育っているように見えます。でも、ちょうどこの1年後には根元付近の幹がカミキリムシの幼虫にひどい食害を受けることになります。(2018年8月14日10:30撮影)
根元からトゲのある枝が出てきています。台木はからたちの木を使ってあると思われます。その上の幹にはちょうど1年前にカミキリムシの幼虫による食害を受けた跡がありますが、だいぶ修復されてきました。(2019年10月13日15:20撮影)
いつもの反対側から撮影。(2020年10月13日15:50撮影)
この頃まではまだ栗の木が大きくなくてシークヮーサーの木はあまり日陰にならなくてよかったです。(2021年2月7日11:04撮影)
仕立てとしては悪くないと思います。ただ、まわりの木々が迫ってきていて日当たりが今ひとつであるるように感じます。(2021年7月3日16:43撮影)
落葉樹の中で葉っぱが付いています。冬場は比較的日光は当たりますが、夏場は栗の木が直射日光を遮ります。(2023年1月2日16:03撮影)
右側に大きくなった栗の木、左側にアケビの蔓が茂っていて、シークヮーサーの木が日陰になってしまいました。(2023年6月3日15:46撮影)
シークヮーサーの木の下に栗の木の花が一面に広がって落ちていることから、シークヮーサーの木の上に隣り(この写真では左側)の栗の木の枝がきていて覆いかぶさるようになっていることがわかります。(2023年6月3日15:47撮影)
まわりの木を少し除去しないと厳しいと思われました。特に左側のアケビの蔓を除去するのは急務です。(2023年9月9日16:34撮影)
畑に植え付けてから約6年8ヶ月後。栗の木の日陰になって生育が悪くなり、実も生りにくくなってしまいました。そこで、まわりの木の枝を切って少し明るくして、農業用の紐で引っ張って枝を広げるように柿の木の幹に固定しました。(2023年10月9日15:04撮影)
近くで撮影すると若葉が出てきているのがわかります。少し明るくなったので、2024年には2023年より実が生ることを期待します。(2023年10月9日15:50撮影)
結果と考察
成長した栗の木の日陰になってシークヮーサーの木の成長が今ひとつになって、実も生りにくくなりました。そこで、まわりの木の枝を切ったりして、また、樹形を補正したりしました。2024年は3,4年前のようにシークヮーサーの実がたくさん生ることを期待しています。かなり大雑把に言うなら、日当たりとカミキリムシの幼虫に気をつければ、アゲハの幼虫による食害などが木の成長に及ぼす悪影響は無視できるほど小さいといえると思います(個人的見解)。特にカミキリムシによる食害(皮の下に作った空間に潜んでいたり、幹に穴を開けて中を掘り続ける時におがくずを排出する)を見逃せば、それまで何年もかけて栽培してきた苦労が水の泡になりかねません。シークヮーサーの接ぎ木苗No.2もカミキリムシの幼虫にやられました。