シークヮーサーの実生苗の地植え栽培

アイキャッチ画像は2017年7月19日現在の実生苗です。

これまでの経過

実生苗を地植えするにしても、ある程度までは鉢で育てないと無理だと思います。なぜならば雑草に囲まれてわからなくなるからです。ある程度育っても、やはり雑草と間違われて草刈り機で刈られてしまうでしょう。

実生苗を得るまでの経過は下記の通りです。

シークヮーサーの実生2017年5月11日:種から発芽しているのを見つけました。
シークヮーサーの実生2017年5月7日現在。
シークヮーサーの実生2017年5月18日現在:茎が伸びました。
シークヮーサーの実生2017年5月21日現在:伸びてきました。
シークヮーサーの実生2017年7月21日現在:2ヶ月後、4つの種から芽が出ていました。中央の1本は最も生長しています。残りの3ヶ所のうち、2ヶ所は1つの種から複数の芽が出ています。
シークヮーサーの実生2017年7月21日現在:そのうちの1ヶ所は合計3本出ています。
シークヮーサーの実生2017年5月22日現在:もう1ヶ所は合計2本出ています。1枚前の写真とこの写真の2ヶ所はそれぞれ1個の種から発芽したものです。多くの柑橘系の種から発芽した木からは、その本数が1本、複数にかかわらず親と同じ形質を持つ個体が得られるといわれています。優良突然変異個体が得られる可能性もゼロであありません。
シークヮーサーの実生2017年9月29日:中央の1本が一人勝ち状態です。
シークヮーサーの実生2017年10月2日現在。下に3本ありますが、中央の1本が断トツで伸びています。
シークヮーサーの実生2017年10月7日現在:そろそろ鉢増しの必要があります。
シークヮーサーの実生2017年10月7日:鉢の下から根が出てきています。
シークヮーサーの実生2017年10月7日現在。鉢を外してみるとかなり根が張っていました。
シークヮーサーの実生2017年10月7日現在:少し高さのある鉢に替えました。
シークヮーサーの実生2017年10月20日:新しい葉っぱが出てきています。
シークヮーサーの実生2017年10月20日現在。上部を撮影。若葉がきれいです。10月下旬とはいえ、まだまだ暖かいので油断するとエカキムシにやられます。
シークヮーサーの実生2018年3月25日現在の実生苗。だいぶ縦方向に伸びたので上下半分ずつ撮影しました。この写真は下半分の方。もう一つの鉢の実生苗は分岐しているのであまり高さはありませんが、この鉢の実生苗は分岐していない分、縦に伸びて2倍以上の高さになっています。
シークヮーサーの実生上下半分ずつ撮影した上部の方の写真。葉っぱが大きくなっていて、新芽も出ているのが確認できます。
シークヮーサーの実生2018年3月26日現在。全体が入るように撮影しました。

まとめと今後の予定

上に示した写真から、4個の種を4ヶ所に蒔いていたら、そのうちの少なくとも2ヶ所は1個の種から複数の芽が出ていることがわかりました。その2ヶ所から最低でも1本ずつ安定した実生苗が得られれば、それでいいと思います。それらをある程度まで鉢植えで育てて、そして畑に移植します。相対的に大きくなってきている2本は1個の種から1本の芽が出てきたのですが、だからといって単胚性の種であるわけではないので、そのまま育てます。

畑に植えてから実が生るまで長い年月がかかってしびれを切らしたら、ある程度木が大きくなった木を台木としてすでに実が生っているシークヮーサーの枝を高接ぎすることも選択肢としてあります。でも、実験としては実生で実が生るまでというスタンスを貫く木と、接ぎ木用の木と分けるべきだと思います。いずれにしてもゼロからだと気長に待たなければなりません。

実生の木では実が生るまでに10年近い非常に長い年月がかかることと、畑に植えると小さいうちに草刈り機で刈られる危険性と、若木がアゲハ蝶に卵を産みつけられて幼虫に食い荒らされる可能性、さらに冬の霜や北風に打たれて枯れてしまう可能性も排除できないので、鉢植えより不安定という意味で、私が試している4つの方法では3位の実生苗の鉢植え栽培よりも低い4位(最下位)としました。鉢植えだと、うまくやれば結実年数を短縮できる可能性もあるようなので、その可能性も考慮して実生の鉢植えを第3位としました。

2017年12月4日現在、1本だけ大きくなっています。しかも、分岐が見られない棒苗なので、分岐した大苗になりそうなシークヮーサーの実生苗の方が仕立て方が簡単そうです。

鉢植え用の実生苗は最低1本あればいいのですが、予備も兼ねて残りの3本もしばらくはこのまま一緒に育ててみようと思います。

2018年3月25日現在、種を蒔いてからほぼ1年になります。だいぶ縦方向に伸びましたが、徒長している感じでひょろひょろしています。まだ苗としては小さいので地植えするには早いとみています。もうしばらくは鉢植えで育てます。


地植えの実生苗のデータと予想される結果年数

苗の入手方法
DCMダイキ本山店で買ってきた接ぎ木苗に生っていた果実の種を発芽させたもの
苗の種類
実生苗。種4個のうち、2個から複数の芽が出てきたため、珠心胚実生であると考えられます。それを育てれば優良突然変異個体が得られる可能性はゼロではありません。
苗の大きさ
まだかなり小さな実生苗
2017年7月いっぱいで発芽してから2ヶ月半。
栽培場所
ある程度まで鉢植えで育てて、その後は畑に植える。
予想される結果年数
最短でも8年以上と予想。もしかしたら10年以上。
実生苗の特徴
雑種単胚性の種からは一般には親と同じものは得られないが、柑橘系の場合は純系単胚でも多胚性の種から発芽した珠心胚実生(多胚性の種の中の雑種胚は弱いので発芽せず珠心胚が発芽する)でも育てれば親品種と同じ形質を持つ個体が得られる。







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