レモンの実生苗の地植え栽培

No.5
収穫までの予想年数 15年
栽培地 鹿児島
コスパ
おすすめ度

レモンの実生苗の地植え栽培

上のアイキャッチ画像は7月20日時点のものです。

畑で育てるためのレモンの実生苗

レモンの実生苗は実が生るまでにユーレカやマイヤーなど勢いの弱い品種で10年、リスボンなど樹勢の強い品種で15年くらいかかると言われています。木が3メートル以上になったら花を咲かせるようになります。これは樹勢が強いと結実年数が長いことを意味しているようにとれます。鉢植えでは生長に制限がかかるので、地植えにした方が生長が早く、その分結実年数が短くなる可能性があると考えがちですが、むしろ鉢植えでうまくやった方が結実年数を短縮できるという例もあるようです。

そういった意味では、根の広がりが鉢植えのように有限ではない地植えの方が却って木が大きく育ち、結実年数が長くなることが考えられます。柑橘類の実生は木が大きくなることにエネルギーを費やすので実が生るのが遅くなると言われています。

よって、実生苗を育てるなら地植えより鉢植えの方が良さそうです。

さらに、地植えした場所の気候が冬に冷え込みが厳しい場合、枯れてしまう可能性が高いです。鉢植えの場合は室内に取り込んで寒さに曝さないようにすることもできます。そういった意味からも、地植えより鉢植えが良さそうです。

この実験では田ノ浦の道の駅で買ってきたレモン3個の種を用いて地植え用の実生苗を育てて、ある程度大きくなってから畑に植えることを予定しています。

レモンは田浦町の農家の人が栽培したものですが、品種は書いてないので不明です。でも、栽培しやすさをシークヮーサーと比較するために栽培するので、品種不明でもあまり支障はありません。ただ、1個の種から複数の芽が出て来た種はなかったので、少なくともリスボンではない可能性が高いです。例えばマイヤーレモンの場合、1本しか芽が出ないようです。マイヤーレモンの種は単胚雑種なので、その実生苗からは親と同じものは得られないといわれています。できればリスボンのような品種であって欲しいですが、たとえマイヤーレモンの可能性があったとしても気にせずそのまま育てていくしかありません。品種は今後もわからないので、しかたありません。

これまでの経過

現在、茶色のプラスチック鉢で実生苗を育てています。その過程を下記に示します。

レモンの発芽2017年7月17日現在、プランター内に芽が1本出てきました。左下はスイカの種から発芽したものです。
レモンの実生苗掘り起こしてみました。根が伸びています。(2017年7月17日現在)
レモンの実生苗市販の花と野菜のかる〜い培養土に植えて、水をやりました。(2017年7月17日現在)
レモンの実生苗2017年7月18日現在、少し生長していました。
レモンの実生苗2017年7月19日現在、葉っぱらしくなってきました。
レモンの実生苗2017年7月20日現在、順調です。
レモンの実生苗少し葉っぱが閉じているような気がします。(2017年7月20日現在)
レモンの実生苗2017年7月22日、葉っぱが急に生長してきました。(2017年7月22日現在)
レモンの実生苗上から見ると2枚の大きな葉っぱが180度になっていません。3枚目の葉っぱが障害になっているようです。不思議なことに、3枚目と対になっているはずの4枚目の葉っぱがありません。(2017年7月22日現在)
レモンの実生苗前の写真から1ヶ月後。少しずつ葉っぱが大きくなってきています。(2017年8月18日現在)
レモンの実生苗葉っぱが大きくなってきました。(2017年8月27日現在)
レモンの実生苗葉っぱは充実していますが、新しい生長点がまだ伸びていません。(2017年9月13日現在)
レモンの実生苗先端の生長点が活性化されてきています。小さい葉っぱが確認できます。(2017年9月28日現在)
レモンの実生苗葉っぱがエカキムシにやられてしまいました。(2017年10月19日現在)
レモンの実生苗若い葉っぱが食害されています。これらの葉っぱはそのうち落ちると思われます。(2017年11月1日現在)
レモンの実生苗葉っぱがかなり見た目が悪くなってきました。(2017年11月7日現在)
レモンの実生苗シワシワの葉っぱはだいぶ落ちました。茎の先端にブツブツが多数見られます。上に伸びなかった分、3方向に分岐しています。(2017年11月10日現在)

まとめと今後の予定

ほんの一週間足らずでけっこう生長しました。最初はこまめに観察しましたが、これから先はそうもいかないので、様子を見ながら重要な局面をレポートします。

この苗は畑に植える予定です。このまますぐに畑に植えてもだめなので、最低でも50センチメートルぐらい生長してからにしたいと思います。そこまで数年かかるかもしれません。結果年数は10年以上かかるかもしれないし、親品種と同じ形質の個体が得られるかどうかもわからないわけですから、どうしてもはっきりと品種のわかっている市販の接ぎ木苗に期待してしまいます。市販の接ぎ木苗がうちの気候で地植えで育つならベストなのですが・・・。また、地植えの場合は鉢植えと違って管理が難しいため、害虫の予防と駆除で農薬のコストがかかりそうです。草刈りの手間もあります。よって、この実生苗の地植えは最下位の3位としました。

実生の栽培はやってみないとわからないところがあります。7本でよく育っている鉢植えもあれば、この鉢のように1本しか植えていないのに生育状況が今一つのものもあります。


レモンの実生苗のデータと予想される結果年数

レモン果実を入手した場所
田浦町の道の駅
苗の種類
実生苗
栽培場所
最初は鉢である程度まで育ててから、畑に移植
予想される結果年数
15年
実生苗の形質
たぶん単胚性







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