収穫までの予想年数 | 1年〜数年 |
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栽培地 | 熊本 |
コスパ | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
おすすめ度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
レモンの市販接ぎ木苗の鉢植え栽培
蕾を持っていたのでレモンの接ぎ木苗の購入
品種はリスボンレモンとなっていました。台木と穂木の接合点のところにリボンがかけてあって、そこに書いてありました。買った時の値段は税込み998円でした。つぼみが付いていたので興味が湧いて買いました。
上のアイキャッチ画像は5月30日時点のものです。
まとめと今後の予定
すでに蕾(つぼみ)が付いていたので、実が生ることを期待して買ってきました。しかし、結局、全部生理落果してしまいました。木に体力がなかったためだと思われます。
また、一般に実生苗は親と同じ実は生らないといわれていますが、接ぎ木苗であればクローンなので同じものが生ります。しかも、果実の収穫までの年数が最短で済みます。そういう意味では接ぎ木苗が品質的にも最も安心で、最も早く実を得ることができます。
実生の場合、柑橘類は多胚性で、珠心胚を育てれば親と同じ形質を持つ個体を得ることができます。また優良突然変異個体が生まれることがあります。しかし、接ぎ木苗はクローンなので、同じものが育成でき、同じ果実が生ります。
よって、私が栽培しているレモンの苗の中で、同じ品質の果実が生り、最も早く収穫できるのはナフコから買ってきたこのリスボンレモンの木であるとほぼ断言できます。なぜならば、あと2つの実験はここ数ヶ月で種から発芽させた実生苗の鉢植えと地植えだからです。
上に示したように、鉢植えの接ぎ木苗は2017年には実が1個も残らなかったので、2018年に期待します。
自分でできるいくつかのレモンの栽培方法3つ(接ぎ木苗の鉢植え、実生苗の鉢植え、実生苗の地植え)の中では、おすすめの方法として接ぎ木苗の鉢植えを1位としました。
果実が収穫できるまで何年もかかるし、消毒や剪定、その他の手間を考えるとスーパーで買ってきた方が断然安く上がるではないかとつっこまれそうですが、お手製レモンはきっと美味しいでしょう。
2017年に栽培してみて感じたことは、樹勢が強くて鉢植えでもけっこう育ったことと、レモンの葉っぱにはミカンハモグリガの幼虫(エカキムシ)が付きやすいことです。
鉢植えの接ぎ木苗のデータと予想される結果年数
追記
2017年8月5日に、台風の影響で部屋に取り込みました。その時、紐で2本の枝を誘引しました。