ベランダと畑で栽培しているシークヮーサーの苗木に付く害虫の違いについて

こんにちは。

今回はシークヮーサーの葉っぱにつく害虫について、ちょっと不思議な現象がわかったので書きたいと思います。

現在の栽培方法4つ

現在、4つの方法でシークヮーサーを栽培しています。

正確には、まだ3つです。

1つ目は1.6メートルの市販の接ぎ木苗を地植えして栽培(A)

2つ目は市販の接ぎ木苗の鉢植え栽培(B)

3つ目はシークヮーサーの種から発芽させて鉢植え栽培(C)

です。3つ目の方法では、ある程度育ってからさらに2つに分けます。すなわち、鉢植え続行分(C)と、地植えする分(D)に分けます。

これらは厳密に言えば4つの方法になるのですが、現在はまだA, B, Cの3つです。

ベランダではエカキムシが大量発生

アパートのベランダで栽培しているBとCですが、若葉の裏や表にエカキムシが発生します。見つけ次第つぶして退治していきます。2017年8月20日現在、この1週間で10匹は優に超える数のエカキムシを潰しました。おかげで葉っぱはシワシワになっています。

アパートのベランダのシークヮーサー。きれいな葉っぱ(右側)と、少し歪んだ葉っぱ(中央より上の方)があります。後者は裏がエカキムシにやられています。
地植えのシークヮーサー


アパートのベランダのシークヮーサー。きれいな葉っぱ(写真右側)と、少し歪んだ葉っぱ(写真左側)があります。後者は裏がエカキムシにやられています。
地植えのシークヮーサー

上の写真を見ても、裏側がエカキムシにやられているかいないか、すぐに判別できます。

それでは、実際にエカキムシを見てみましょう。

鉢植えシークヮーサーのエカキムシベランダのシークヮーサー(B)の葉っぱの裏にエカキムシ発見。(2017年8月20日)
鉢植えシークヮーサーのエカキムシを潰した跡指ではさんで潰しました。(2017年8月20日)
シークヮーサー実生苗のエカキムシベランダのシークヮーサー(B)の葉っぱの表にエカキムシ発見。(2017年8月20日)
シークヮーサー実生苗のエカキムシを潰した跡指ではさんで潰しました。(2017年8月20日)

でも、これらの害虫はベランダだから簡単に見つけることができるのであって、農薬を使わずに退治するのは簡単です。エカキムシのみならず、アゲハの卵も何個も産みつけられていました。すべて取り除きました。ちなみにベランダの実生苗(C)にもエカキムシがいました。アゲハの卵も産みつけられていました。

でも、畑に植えている場合はたまにしかチェックできません。基本的に帰省した時だけです。しかも無農薬で栽培しているので、さぞかし害虫が大量発生しているものと思われました。

そこで、盆休みに帰省してチェックしてみました。

畑のシークヮーサーの苗木は意外に被害が少ない!

盆休みに帰省した時に畑に植えた1.6メートル以上ある苗木の葉っぱをチェックしてみました。少し斑(まだら)になった葉っぱも見られますが、特にアゲハの幼虫に食い荒らされた葉っぱもなく、エカキムシにやられた葉っぱもほんの少ししかありませんでした。

実家の畑のシークヮーサーの苗木
地植えのシークヮーサー


実家の畑のシークヮーサーの葉っぱ
地植えのシークヮーサー


実家の畑のシークヮーサーの葉っぱ
地植えのシークヮーサー


ほとんど放置している割には、かなり害虫被害が少ないことがわかります。農薬は使っていません。

これらの違いは何からくるのでしょうか。ベランダが熊本、畑が鹿児島ですが、これが原因だとは思えません。ベランダが2階なので畑と違うからでしょうか。それも原因ではなさそうです。アスファルトの多いアパートの辺りと、緑の多い畑で違いが出たのでしょうか。つまり、緑が多い環境では柑橘を好む虫が木を発見しにくいとか。

少なくとも言えそうなのは、私の実家の方がミカンハモグリガが少ないのでしょう。ちなみに気温は実家の方が低いです。熊本市は猛暑です。

まあ、私にとっては地植えで放置しているシークヮーサーの木が元気なことが最も嬉しいことです。あとは、霜の強い土地なので冬を越えられるかです。2016年末〜2017年春にかけて枯れなかったので、たぶん大丈夫だと考えています。

まとめ

葉っぱがしわくちゃになるエカキムシが大量に発生するのは熊本のアパートのベランダの方で、鹿児島の畑の方は被害はほとんどないことがわかりました。この結果は即戦力として期待している地植えしたシークヮーサーの木(A)がほぼ放置でもある程度いけるということを示しています。来年は実が生ることが期待できる結果となりました。ベランダの方はまめにチェックするしかなさそうです。






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